迷走する43歳。

43歳って意外と辛い。見た目もこれらの人生も。でもまだやれる!と思いたい日々津々浦々

迷える43歳。意欲ではどうにもならない壁がそこに!

さてさて、久しぶりの更新です。

昨年末、思い立ったら吉日!と年末のクソ忙しい時に、張り切って転職活動を始めた私。 とにかく条件は『1、時短勤務できる!という事。 2、9時〜17時勤務。 3、残業しません。 4、それでいてwebのスキルを磨きたい🌟。』 という非常にワガママな条件。

大手の方が割と時短勤務を認めている所があるのでは?と思って、かなり大手の子会社のそのまた子会社を受けてみた。 なんせ久しぶりすぎる面接。面接官は勿論年下。

何を聞かれるんだろう〜? 脇に汗がにじみ出る。

 

のっけから「恩赦を受けた理由をお聞かせください。」とスタンダードな質問に対しネットで調べた情報を何となく自分なりに噛み砕いて返答してみたけど、多分駄目な回答のしかたよね・・・。  面接は3次まである。 1次面接は人事担当者とのお話。「おい!人の職務経歴書と履歴書をキチンと見てるのかね?」と言いたくなるような質問が多かったけど、全体的には可もなく不可もなくという感じで、とりあえず2次の実技試験を受ける事に。

この会社は、FBとかツイッターを見ている時に出てくるバナー広告(正確にはインバンド広告)をひたすら作り続けるという、言って見ればいずれAIに変換できてしまうであろうお仕事。 コレを言っては身もフタもないだろうけど・・・。

webスキル初心者でやたらと意欲に燃えている私には、どんな事でもとりあえずwebが学べるのであればいいんです!という心持ちなので、いずれAIに変わろうが気にしない気にしない。

 

課題のインバウンド広告も3つの課題に対し2つづつ違うコンセプトのデザインを作成し何とか納品。

 

すると2日後、3次面接へいらしてください!とのお返事を頂き、ホクホク顏で挑んだ私。 3次に進んだって事は、時短勤務も認められるのか?と淡い期待も寄せながら面接へ。

 

最終面接は社長に会う予定だったけど、本日不在の為にという事で制作責任担当者とまるで秘書の様な可愛いお姉ちゃんと面接する事に。 話は1次よりは盛り上がってかなり好感触!!  いいねいいね!と思っていたのもつかの間。 一人の面接官から「忙しい時期にはかなりの残業も否めませんが大丈夫ですか?」という質問が・・・。

あの、その辺話し合った上での3次面接じゃ無かったのですか?と言いたくなりましたが、「時短勤務希望と履歴書に書いてあるんですけど・・・」と。

 

私を含む3名が黙り。

 

「チーン」

 

はい終了〜。

 

という感じでした・・・。 

 

返事は1週間過ぎた頃にご丁寧に書面で送られてきました。

 

やはり無理なのか! 制作の仕事に残業が付き物なのは良く分かるんだけど、元々のスキルを生かしたい、子育て真っ最中の40代の女性には無理な仕事なのかもしれない。 

 

やりたい事を仕事でする事をキッパリと諦めて働くべきなのかも知れない。

 

そう考えたら新たな職への関心も出てくるけど、今までかれこれ16年間細く長く続けてきたデザインの仕事を辞めてしまうのも不安だ。 かと言ってフリーデザイナーで食べていく自信もない。

ふと足元を見たとき、自分には何も残っていないという虚無感に襲われた。

 

人生の折り返し地点で路頭に迷うとは思いもしなかったけど、別段計画的に人生を歩んで来た訳でも無いから路頭に迷って当たり前なのかも。 

 

これからの生き方を見直すいいキッカケなのかな。 明日人生初の職安行ってこよう。